学園ブログ

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常務理事便り

2020年06月04日

「学園歌をしっかり歌おう!」

~雲雀丘学園常務理事・学園長 岡村美孝~

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緊急事態宣言が解除された東京で、感染再拡大の兆候があるとして都は独自の「東京アラート」を発動しました。また北九州市では感染者が増加し、小学校でも複数の感染者が出て私たちも気になるところです。さらに第2波の恐れも十分にあり、ことは長期戦であることをしっかりと認識しておかねばなりません

規制の緩和に動いた日本ですが今後も「健康と経済」の難しい手綱さばきが求められます。学園も同様に「健康と学びの保証」の両方に取り組まねばなりません。さらに子供たちには「楽しい学園生活の思い出」作りも忘れてはいけないと思っています。

中高では今週初めから昼休みに「学園歌(山のふところ)」が放送されるようになりました。大変いいことだと思います。残念ながら学園歌がしっかり歌えない生徒が少なからずいると聞きます。これは生徒でなく学園の責任です。自校の校歌を力いっぱい歌えるということは素晴らしいことです。一昨年、夏の甲子園で秋田県の金足農業高校の準優勝は全国の野球ファンを圧倒的な味方につけました。私は、校歌をのけぞって懸命に歌う姿がファンの共感を呼んだのだと思っています

一方、学園創立70周年を記念して作られた新学園歌(エンカレッジソングと呼びます)「はばたけ、キミとボク」は専用通路内で毎日流れています。こちらは気軽に口ずさむ軽やかなメロディで通学路を明るくしてくれます。通路は中高のほか小学生や園児も通るので子供たちも自然と歌えるようになると思います。二つの学園歌をしっかり歌ってコロナを吹き飛ばそうではありませんか。

冒頭の話に戻りますが、今回のコロナ禍によって日本経済は相当の打撃を受け、その影響は今後も長引くものと思われます。政府や自治体では各種の給付金などの対応策を講じておりますが、保護者の皆様の中には経済的に非常にお困りになられている方もあろうかと推察しております。

ついては今回のコロナ禍で家計事情が急変し、学費納入が極めて困難になられたご家庭に対し緊急的な経済支援を行うことを考えております。支援策の詳細は決定しておりませんが何かご要望がございましたら各校園長、もしくは学園事務局(072-759-3000)までお問合せ・ご相談いただければと思います。


(2020.6.4)