学園ブログ

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学園長便り

2020年12月18日

「CLIL・Cross授業の将来性」

~雲雀丘学園常務理事・学園長 岡村美孝~

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数日前からひばりの里の田んぼや周りの水路の薄氷が張り始めました。記憶は定かではありませんがこの時期ではおそらく初めての出来事ではないでしょうか。全国的に寒波の到来で兵庫県の北部では大雪で村が孤立しているニュースが昼に流れていました。どうぞ風邪などひかないようくれぐれもご注意いただきたいと思います。

今週の火曜から4日間の予定で学園中高のCLIL・Cross授業が始まりました。私にとっては関心の高い取り組みで、全科目に顔を出させていただきました。この中高の取り組みは数年前から始まっていますが、少しずつ形を変え雲雀丘学園中高の独自性も形成しながら進歩している感じがします。先生方の指導も、指導というより生徒への溶け込み具合も増していますし、応じる生徒の方も少しかもしれませんが積極性がアップしているように思いました。
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熱演する東野先生

今回は先生方の積極果敢なパフォーマンスを拝見しました。「CLIL 情」では東野先生が演劇部出身かと思うほどの名優ぶりを発揮しました。またCLILならではの、災害時に情報をどう集め伝えるかの情報分析も見事でした。また、「Cross社・国」の川口先生も和服で登場、それも学園カラーの臙脂でした。今回の統一テーマが「災害」だけに題材を「鼠穴」にしていましたが、機会があれば師走は何といっても「芝浜」、これを「逆CLIL」でやるのも面白いのではないでしょうか。何れも先生が積極的なら生徒もついてきます。CLIL・Crossで生徒も変えてほしいと思います。
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CLIL・Cross授業はこれからの教育の方向を暗示していると思っています。子供たちに必要なのは教科書に出てこない課題をどう解決するかです。社会ではまず課題や現象があります。教科書の問題が出てくるわけではありません。問題解決に複数の教科をどう組み合わせ翻訳するかが求められます。また国際化やダイバーシティの時代には英語が話せること、そして英語の持つ論理性、思考回路を合わせて持つなら鬼に金棒です。一方、社会に貢献できる子供たちを育てようとするなら自ずとCLIL・Cross授業の方向に向かうのでないかと思います。

このような時期にこの特別授業を企画実行された学園中高英語科の先生方に敬意を表したいと思います。また協力された先生方、ご苦労様でした。学園独自のCLIL・Cross授業が生みの苦労を経て今後ますます発展し、学園の素晴らしい財産になることを願っています。

(2020.12.18)