学園ブログ

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学園長便り

2021年12月03日

「棺を蓋いて事定まる」-受験に向かう雲雀っ子へ

~雲雀丘学園常務理事・学園長 岡村美孝~

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今朝(12月1日)はこの冬一番の寒さとなりました。正門近くのソメイヨシノの黄葉もほとんどが散ってしまいいっそう厳しい寒さを感じます。中高生は今週初めから期末テスト、参考書を見ながらの歩く姿に風邪をひかないよう願うばかりです。元気いっぱいなのは小学生、寒風の中大きな声で挨拶してくれる姿は頼もしい限りです。

師走に入って今年もあと1ヶ月、年が明けると1月15日16日には大学入学共通テストが、同じ日に私立中学校の入学試験も行われるのでこれからの45日間は高校3年生や小学校6年生にとってはまさに正念場、一番大変な時期を迎えることになります。

わたくしも受験を控えた時期があってその時何かで読んだこんなことが未だに記憶に甦ります。それは「すぎさった24時間はもう戻ってこない。これからの24時間はまだ手に入らない。今日の24時間をどう過ごすかにかかっている」という言葉でした。この時期あれこれ考えても始まらない、とにかく今日やることをしっかり決め、がむしゃらに目標に向かって突進していくことだと思います。

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黄金の大銀杏
トラックでは試験明けの陸上部が走っていた
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朱ねいろはもみじ、緑の楠、橙のメタセコイヤ、遠くには建設中の「
道しるべ」のクレーン、青空をバックに時計台は午後2時40分をさす












可能性がある限り諦めない。「やってみなわかりませんで」これが学園の創立の精神でもあります。今年のプロ野球はヤクルトの優勝で幕を閉じましたが誰が予想しましたか。ヤクルトは2年続けて最下位のチームでした。また相手のオリックスも最下位のチーム、何がどうなるかわからないのが世の常。この両チームが最終戦5時間におよぶ熱戦を繰り広げたのです。優勝したヤクルトの選手はみんな泣いていました。もらい泣きした人も多かったのではないでしょうか。

うまくいってもいかなくても結果に涙がこぼれるくらいの一途さで受験に打ち込んでほしいと思います。それこそ青春、そして人事を尽くして天命を待つ、こうであって欲しいと思います。

その上でもう一言。たかが一発勝負の受験ではないですか。しょせん他人を蹴落とす椅子取りゲーム、不合格でも大したことないです。失敗してもっと大きな果実を掴んだ人はたくさんいます。人生七転び八起き。人生山あり谷あり。

皆さんはまだまだ未知数、それは前途洋々なのです。
そして人生は「棺を蓋いて事定まる」です。

(2021.12.1)