学園ブログ

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常務理事便り

2022年10月07日

Vol 25 ひばりの里 秋のみのり

~雲雀丘学園常務理事 成地 勉~

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 10月1日、4日、待ちに待った収穫の日でした。
 ひばりの里にある中高田んぼ、小学校田んぼでの稲刈りが行われました。
 中高は科学部の部活動として、また小学校は3年生の総合の学びとして行われました。今年は大きな水害もなく、雑草の繁茂を除けばイネは比較的順調に育ちました。
 通常の田んぼであればバインダーやコンバインによって収穫しますが、ここでは教育的側面を重視して、稲刈り、結束、棚干し、脱穀まですべて手作業で行います。今回は初めて保護者の皆さんにもお手伝いをお願いしました。なんと40名の保護者の皆さんが快く参加くださいました。

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 子どもたちも自分たちが植えた稲の収穫ができるこの日を大変楽しみにしていたようで、積極的に田んぼに入り、保護者の皆さんと協同で稲刈りを体験することができました。一人当たり3株から4株を刈り取り、最終は保護者の皆さんが残ったすべての稲を刈り取ってくれました。参加された保護者の方からは「日頃の子どもの様子がうかがえて、参加してよかった。」、「3年生はコロナ元年の入学で入学式もその後の授業、学校生活も十分ではないのでこうした機会で元気な子どもの様子を見られて安心した。」等のお声をいただきました。
 また、「自然に接するこんな環境があることやこうした体験授業ができることはありがたい、自分も楽しんだ。」という声などもいただきました。本校は保護者の多大なる御協力によって創設されました。こうした歴史は今なお生きていて、保護者の皆さんはこうした行事に大変熱心に取り組んでいただけます。本当にありがたいことです。これからも保護者の皆様とともに子どもの成長に関わっていきたいとの思いを強くした1日でした。