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2025年11月14日

七五三

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 先日、息子と娘の七五三をしました。
 当日に至るまでに、着物を選び、カメラマンさんを手配し、両家の親への連絡、食事場所を考え、準備万端。何より当日までに絶対風邪を引かせないように気をつけていました。
 当日の朝、2歳4ヶ月の娘は日本髪を結い、可愛さ満点。家での準備ではお化粧もしてもらってニコニコ顔で喜んでいました。ところが、いざ出発すると車の中でぐずり出し、泣きつかれて不機嫌なまま神社に到着してしまいました。
 一方、息子は3歳の頃とは違い、しっかりと頑張っていて成長を感じました。神社でのお参りも落ち着いてできていました。
 娘はその後の撮影でもイヤイヤを発揮。イヤイヤ期の教科書通り、座り込んだり、寝転がったりしたかと思えば、ニコニコしながら笑顔を作ったりしていました。そんな姿もバッチリカメラに納めてもらいました。写真を見返すと、当日は大変でしたが、こんな時期も今だけかと思うと、良い思い出になったと感じます。
 色々あった七五三でしたが、生まれた頃から子どもが健やかに成長してほしいと願う心はいつでも一緒です。今年は1年生を担任していて、自分の子どもとも年齢が近いため、どの子も我が子のように愛しく感じます。
 クラスの子たちも、こうして保護者の方たちに愛情をかけてもらって毎日学校に来てくれているんだなぁと日々感じます。息子にはついつい怒ってしまいますが、こうやって元気に成長してくれ、楽しく幼稚園に通ってくれるだけで親孝行だなぁと思います。同じように、クラスの子たちが「学校大好き!」「毎日楽しい!」という言葉を聞くと、私もとても嬉しくなります。
 子どもたちの笑顔や元気な姿が、親にとって何よりの喜びであり、親孝行なのだと改めて感じた七五三でした。私自身も、自分の親に対して、感謝の気持ちを忘れずに、健康で前向きに過ごすことが親孝行につながるのだと思います。子どもたちにも、そんな思いが伝わっていくといいなと願っています。

(雲雀丘学園小学校 1年担任 村井 杏侑美)