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「私の挑戦、探究ゼミで開講」

~雲雀丘学園常務理事・学園長 岡村美孝~

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肌寒い朝となりました。道行く人も半そではほとんどなく、薄手のセーターを着ておられる方もいらっしゃいました。いつもの朝の挨拶に立つと成地校長から「カメムシがいっぱい落ちています」と掃除をしながら話しかけられました。確かに一面臭気が漂っています。掃除をしてもどうやら木々の枝葉から次々と落ちてくるようです。今日は賑やかになるぞと思っていると案の定、登校してくる児童はあちこちで「くさい臭い」とにぎやかな声、手のひらのカメムシを元気に見せてくれました。

あとで先生にお聞きすると、次のようなお話をしていただきました。
カメムシの仲間は日本に1300種類以上いて、そのほとんどは臭くありません。くさいにおいは足の付け根から(幼虫は背中から)出る「カメムシ酸」と呼ばれる液体が原因です。自分の身が危険にさらされると相手に向けて発射します。また、同じ種類のカメムシ同士が情報を伝達し合うためのフェロモンとしての役割も果たします。
繁殖や、冬を越えるための準備などのために集まったり、敵におそわれて強いにおいを出したときには周りのカメムシがそれに反応して逃げたりするための信号としても使われます。
一方で、小さな入れ物の中にカメムシを入れて、驚かし臭いにおいを出させると、その自分が出したにおいのくささのあまり、気絶したり、死んでしまうこともあり、カメムシも命がけです。

さて先週の土曜ですが私は中高の生徒に「Hibari 探究ゼミ」で少しお話をさせていただきました。これは中高の先生方が「授業」「学年」の枠を超え、専門的なテーマをゼミ形式で生徒とともに学んでいこうとするものです。私も講座を開講させていただきました。私自身の挑戦です。

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            ゼミの様子
講座名は「経営実践学入門“学園初代理事長、サントリー創業者鳥井信治郎を語る”」といかめしいですが、できる限りわかりやすく、1回目は「親孝行と命のバトンタッチ」をテーマに話しました。
今、君たちが、ここに存在するのは無量の命のバトンを受け継いだ奇跡の存在。君たちには、祖先への感謝と未来に対して責任がある。直接バトンを受けたご両親に対する絆が親孝行。建学の精神である信治郎の親孝行は、お母さんの「陰徳」の教えが色濃く出ている。これは今もサントリーに受け継がれている、と話しました。生徒たちはどのように受け取ってくれたでしょうか。

2回目は「売上2兆7千億円のサントリーはどうして誕生したか」としその歴史と企業風土を語ります。
話が単に知識の伝達にならないよう生徒自身が考え、話し合い、想像し、心に「やってみなはれ!」の炎をともせるようなゼミになればと願っています。

(2019.10.7)
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