学園ブログ

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学園長便り

2020年07月30日

「『香港は死んだ』と『ALS』で出前授業」

~雲雀丘学園常務理事・学園長 岡村美孝~

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今日(7/29)は産経新聞社にご協力いただいて「出前授業」をやっていただきました。対象は中学3年生で2クラスずつの講堂での授業。私も特別に参加させていただき産経新聞編集局次長の田井東さんと、当日の注目ニュースを「白熱議論」しました。



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「出前授業」の様子

表題の「香港は死んだ」は去る7月1日の産経新聞一面の見出しです。同日、香港では「香港国家安全基本法」が施行され、「一国二制度」が崩れました。生徒にはこの日の見出しが黒字に白抜きのまるで喪に服したようなもので、この日を覚えておくように言いました。その上で今日の社説(同紙は主張)の「民主主義陣営は結束せよ」を示し、ポンぺオ米国務長官の7/23の演説はアメリカが中国に対決姿勢を表明したものであり、世界が新しいステージに入った今後の動向をよく見てほしいと説明しました。

「ALS」(筋萎縮性側索硬化症)は、今回の事件で殺害された女性の父は近くに住み、毎日世話をするために女性宅を訪れておられました。ケアする人も30人以上いるなかでの嘱託殺人であり、議論では遺族や残された人たちの気持ちも考えようとの問いかけがありました。授業の後半は同紙編集企画室広瀬部長の「SNSとメディアリテラシー」と題して解説があり、具体的な事例をあげながら、フェイクニュースの見分け方や対処の方法についての説明がありました。

出前授業は6月に続いて2度目。生徒は熱心にメモを取り真剣なまなざしでしたが、まだまだ期待のレベルには至っていません。学園が目指すものは「社会を生き抜く力」を生徒につけてもらうこと。もっともっと自由闊達に意見が出て、考える授業になればと思います。今回は私と産経編集局の方との議論になりましたが生徒の参加も必要と思います。そして通常の授業にはない、最新のテーマを素材に、実践力が身につく授業にしたいと思います。
(2020.7.30)