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常務理事便り
2023年04月28日
Vol 5 学園PTAコーラス
～雲雀丘学園常務理事 成地 勉～
PTAコーラスは昭和の時代には多くの学校で存在し、時機に応じて合唱を披露されていました。時を経て令和の時代となりましたが、少子化、女性の社会進出の常態化、娯楽の多様化などもあり、存続しているＰＴＡコーラスはごく少数になりました。今や「化石」と呼ばれているという話も仄聞します。
本学には「ローズ・エコー」というＰＴＡコーラスが存続しています。ＰＴＡではありますが、お子様が既に卒業され、お孫様が本学に通われているような、言わばＰＴＡＯＧの皆さんも参加されています。むしろ、ＯＧの方が多いとお聞きしました。その「ローズ・エコー」が設立40周年記念リサイタルを兵庫県立芸術文化センター小ホールで開催します。
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先日、その代表のＫさんがリサイタルのご案内のために学園を訪問くださりました。
一緒に来られたのは最若手のメンバーSさんです。学園の卒業生でお子様が雲雀丘幼稚園に通われています。代表のＫさんはこの合唱団の設立直後からメンバーとして活躍され、長年代表を務められています。コロナのためにしばらく休業状態となり、メンバーも多少、少なくなりましたが、昨年後半から、週に１回、道しるべに新設された小学校音楽室で小学校の岡村先生の指導の下、練習に励まれています。
会場の「芸文センター」は小ホールとはいっても330席の客席があります。できるだけ多くの方に来ていただきたいとの趣旨でご案内いただきました。本校はＰＴＡの皆様のご尽力で創設された学園です。ＰＴＡ関係者の皆様が元気で活動されることは学園のエネルギーにもなります。学園はこれからもローズ・エコーを応援していきたいと思います。
一方でメンバーの高齢化は確実に進んできています。現役ＰＴＡの皆さん、関係者の皆さんの中でコーラスに興味がある方は、是非参加されてはいかがでしょうか。「化石」ではなく、「奇跡」と言われるくらいに存続してもらいたいと思っています。