学園ブログ

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常務理事便り

2025年08月25日

Vol22 2学期始まる

~雲雀丘学園常務理事 成地 勉~

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先週21日は中高の2学期始業式でした。小学校は28日に授業が開始されます。幼稚園は9/1に始業式です。
 約1か月の夏休みを終えて、園児、児童、生徒が学園に戻ってきます。とは言っても、夏休み中、幼稚園、小学校では多くの園児、児童が預かり保育やTKC(学童保育)に来ていましたし、中高生はクラブ活動や講習で学園に足を運んでいましたから、一挙に子どもたちが戻ってくるという感じではありません。しかし、子どもたちが一斉に登校しだすと人数も多く、笑顔や笑い声が満ち、いつもの学園が「戻ってきた」という感じになります。

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 さて、子どもたちはどのような夏休みを過ごしたのでしょうか?
先日、田舎に帰った折、私の子どもたちが小学生の時、毎年夏休みに帰省し、いとこたちと終日遊んでいた「自然プール(川をせき止めてくくった天然プール)」の現在を30秒ほどの動画に収めてメールで送りました。そうしましたら、いつもはあまり反応しない子どもたちは「めっちゃ、懐かしい!」「この小屋で食べたカップラーメンが世界一旨かった!」などと、すぐさま返信をしてきました。実家からは少し離れていたので車で送り届け、子どもたちだけで自由勝手に遊び、時間が来たら迎えに行くような毎日でした。何が面白いのかわかりませんが、とにかく子どもたちは朝から夕方まで川遊びに興じていました。まさに幼稚園が標榜している「遊び込んでいる」状態でした。遊んでいる中ではトラブルやお互いの気持ちにずれが生じたこともあったと思いますが、子どもたちなりに楽しく遊ぶために、相手に気遣ったり、譲ったりすることも覚えたのではないかと推察しています。大人になった今でも、いとこ同士はいつも仲良くやっています。親から離れて自分たちで思うが儘に遊んだ日々が、子どもの心の奥深くに刻み込まれ、キラキラとした懐かしい思い出として残っているのだ、ということを痛感しました。
この夏、子どもたちはどんな非日常を体験し、心に刻み込んだのでしょうか。それが子どもたちの成長に繋がっていることを期待しています。