学園ブログ

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常務理事便り

2025年11月28日

Vol34 130%のおにぎり

~雲雀丘学園常務理事 成地 勉~

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 先日、三年生からプレゼントをもらいました。ラップに包まれた出来立てのおにぎりです。
Y先生が三年生全員から、と言って届けてくれました。もうおわかりでしょう。今年、「ひばりの里」から収穫できた新米で作ったおにぎりです。この日、三年生には、お昼に炊き上がったお米を自分たちでおにぎりにして食べてもらいました。
 今年は籾としては過去最高の収量でしたが、高温障害のため未成熟米が大量に出て、玄米収量は籾の半分以下の15㎏あまりでした。そのため、全員にいきわたるか心配していましたが何とかみんなで食べることができました。

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 自分たちで作ったお米についての感想を全員が書いてくれたので、それも読ませていただきました。「はじめは茶色かったけど、炊き上がったら真っ白でびっくりした。」「ホカホカ、つやつやしていて、美味しい。」「ふっくらしていて、真っ白で、モチモチしていた。あまくってびっくりした。」「みんなで作ったお米はとてもおいしい。家は100%、ひばり米は130%美味しい!」
 代掻き、田植え、草取り、稲刈り、脱穀を全部体験し、保護者の皆さんや教職員の皆さんのご協力があって、今年も一人一個ずつのおにぎりを食べてもらうことができました。スーパーやお米屋さんで買ってきたお米ではなく、自分たちで苦労して育てたお米ですから、どんな形状、どんな味になるのか興味津々の心模様が文章に溢れていました。食べてみると自分が思っていた以上に真っ白でふっくらしていて美味しく、その喜びや驚きもつづられていました。子どもたち一人ひとり、ポイントは異なるかもしれませんが、感動したことは間違いないようです。この子どもらしい、達成感や感動は必ず成長の種になり、自己肯定感にもつながるはずです。また、長じれば「ひばりの里」での米作りは楽しい小学校時代の思い出になるはずです。
 代掻きから始まる米作りは雲雀丘学園小学校でしかできません。来年の三年生にも味わってもらいたいハラハラ、ドキドキの感動体験です。