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常務理事便り

2026年06月25日
Vol13 もっとも近くにある大学へ
~雲雀丘学園常務理事 成地 勉~

昨日、学園に最も近い大学である東洋食品工業短期大学を訪問しました。場所は、学園の南側を走る旧176号線を挟んだ向かい側です。同大学は、東洋製罐株式会社の創業者で、長く雲雀丘にお住まいだった高碕達之助氏が1938年に創設した東洋罐詰専修学校を前身とする短期大学です。食品研究所も隣接しており、食品包装や食品衛生を中心に、専門的で実学的な学びを重視しています。
同大学では、数年をかけて新校舎を建設されました。今回はその竣工のお祝いを兼ねて、学長先生をお訪ねしました。真新しい校舎では、学生の皆さんが衛生服に身を包み、缶詰づくりや食品パウチづくりの実習に取り組んでおられ、その工程を見学させていただきました。1学年の定員は35名で、食品包装や食品の保存、衛生などについて2年間学びます。卒業後は食品関係の会社を中心に就職されるとのことです。専門的かつ実学的な学びを重ねているため、製造現場では即戦力として期待され、就職率も開学以来ほぼ100%とのことでした。




建学の精神には、「心正しく、誠実と勤労の精神を尊び、包装食品工業に関する理論と技術をあわせ修めた包装食品業界の担い手を育成する。」とあります。その精神が脈々と受け継がれ、日々の学びの中で実践されている様子を見せていただきました。本校の高校生も、食品関連の探究授業で訪問させていただいたり、出張授業をしていただいたりするなど、大きなサポートをいただいています。
私学には、それぞれ建学の精神があります。そこには、学校が設立された意義が記されています。「不易流行」という言葉のとおり、時代は絶えず変化し、人々の生活や考え方も目まぐるしく移り変わります。しかし、その中には最も大切にすべき「不易」があります。私たちも常に本校の「創立の精神」を忘れないよう努めていますが、改めて「創立の精神」の碑の前に立ち、その一言、一言を胸に刻みました。
