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常務理事便り

2026年06月22日
Vol12 今年も!メヒコより
~雲雀丘学園常務理事 成地 勉~

先週、メキシコの協定校であるリセオメキシコ学院から、高校3年生に相当する14名の生徒の皆さんが本校を訪れ、本校生徒との交流を深めました。講堂では、メキシコの伝統を感じさせる舞踊を披露してくださり、続いて同国の文化や生活についてのプレゼンテーションが行われました。その後、各教室に分かれて本校生徒とともに授業に参加し、昼食を共にするなど、終日にわたって豊かな交流の時間を過ごしました。4月の台湾の学校との交流に続き、本年度2校目となる国際交流の機会となりました。
異文化との出会いは、日常の枠組みを静かに揺さぶり、私たちに新たな視点や問いをもたらしてくれます。今回、来校した生徒の皆さんに直接感想を聞くことはできませんでしたが、明るく伸びやかなメキシコの生徒たちは、日本の生徒の慎み深さや、学校生活に見られる秩序、また日本社会に息づく価値観に、少なからず新鮮な驚きを覚えたのではないでしょうか。一方で、本校生徒もまた、彼らとの交流を通して、多様な文化の魅力や人と人とが理解し合うことの大切さを実感したことと思います。


秋には、韓国の協定校からも10数名の生徒の皆さんが来校する予定です。韓国は地理的には近い隣国でありながら、文化や習慣には多くの相違があり、また歴史的にも複雑な側面を共有しています。近年、K-POPをはじめとする韓国文化が若い世代に広く親しまれている今だからこそ、同世代の若者同士が直接向き合い、未来に開かれた相互理解を育んでいくことを大いに期待しています。
生徒たちには、こうした国際交流や海外研修の機会を通して、世界のさまざまな国や地域に目を向け、広い視野と柔軟な感性を養ってほしいと願っています。海外の優れた点に学ぶことはもちろん、その過程で日本の文化や社会のよさを改めて見つめ直すことにもつながるはずです。多様な価値観に触れた経験を糧として、国際的な視野を持ちつつ、自国への誇りと責任感を備えた日本人として成長してくれることを期待しています。
