
学園ブログ

- ホーム
- 常務理事便り
常務理事便り

2026年07月09日
Vol15 早くも梅雨明け
~雲雀丘学園常務理事 成地 勉~

昨日、気象庁は近畿地方が「梅雨明けしたとみられる」と発表しました。昨年よりも11日早い梅雨明けです。これから本格的な猛暑が予想されます。ヨーロッパでも、フランスやドイツで40℃を超える熱波が記録され、死者が出ているとの報道がありました。
急に暑くなると、体が暑さに慣れておらず、体温調節がうまくできないため、熱中症になりやすいと言われています。ここ数日は特に注意が必要です。子どもたちの様子の変化にも、いつも以上に気を配る必要があります。

オタマジャクシがいっぱいです

ここにもオタマジャクシ

外来種アゾラ増殖中、水をぬいて
乾かす「中干」を開始します
梅雨明けと聞いて、一昨日の七夕のことを思い出しました。七夕は「織姫と彦星が年に一度会える日」とされ、また「願い事や芸事の上達を天に願う日」とも教えられてきました。しかし、現在の7月7日は例年、梅雨の最中にあたるため、夜空に天の川や星を見つけることはなかなかできません。子どものころ、「なぜ天候の悪い時期に七夕を行うのだろう」と疑問に思ったことがあります。その答えは、七夕がもともと旧暦の行事だったことにあります。旧暦の7月7日は、新暦では8月中旬ごろにあたります。年によって多少の違いはありますが、この時期は今の7月よりも夜空が見えやすいことが多いのです。実際に、有名な仙台七夕まつりも8月に行われています。このように考えると、七夕という行事の成り立ちと季節との関係がよくわかります。5月5日の端午の節句も同じです。旧暦の5月5日は、新暦では6月初旬から中旬ごろ、つまり梅雨の時期にあたります。気候が不安定で、子どもの健康に注意が必要な時期だからこそ、子どもの健やかな成長を願う意味があったのではないかという説もあります。このように、日本の伝統行事は旧暦の季節感と深く結びついていました。現在は旧暦の日付をそのまま新暦に置き換えて行事を行うことが多くなっています。そのため、本来の意味がわかりにくくなることもあります。しかし、旧暦と比べながら行事を見直すと、日本人の豊かな季節感や自然観、そして伝統行事の意味をより深く理解することができます。
