学園ブログ

学園ブログ

常務理事便り

2026年07月13日

Vol16 アフリカより

~雲雀丘学園常務理事 成地 勉~

20220401.jpg


先週、フロンティアウイーク最終日前の金曜日、アフリカから本学園がお世話になっている方が帰国され、中学3年生・高校1年生に向けて講演をしてくださいました。講師は、元JICA海外協力隊員で、アフリカにおける野球普及に尽力されている友成さんです。本学の前中高事務長であるサントリー社の松本さんのご紹介により、ご縁をいただきました。
松本さんは学生時代、慶應義塾大学野球部で活躍し、東京六大学野球の優勝投手として名を馳せた方です。そのご経歴から、慶應大学や野球関係者に幅広い人脈をお持ちで、生徒たちのために多くの素晴らしい方々をご紹介くださいました。友成さんもそのお一人です。
20260713-1.jpg
当時、友成さんはガーナで野球チームの監督を務められ、アフリカの事情に精通しておられました。今回のアフリカ・タンザニア研修のきっかけをつくってくださったのも友成さんです。現在もアフリカ各国で野球の普及活動を続けておられ、各国の学生野球チームの頂点を決める大会を「〇〇(国名)甲子園」と名付けて開催し、普及促進に努めておられます。ご自身はナイジェリアナショナルチームの監督も務めておられます。
友成さんは、アフリカの現状や野球事情を紹介しながら、次のような力強いメッセージを生徒たちに残してくださいました。


20260713-3.jpg
20260713-4.jpg
20260713-5.jpg

「25年後、日本の人口は9500万人となり、その約40%が高齢者になる。一方、アフリカの人口は25億人に達し、その半数は未成年という若々しい国である。 野球を通じて、彼らに日本を好きになってもらい、親日化を促したい。それが将来のアフリカと日本双方の発展につながるはずだ。 今、アフリカでは近代化・現代化が急速に進んでおり、日本人が抱く『動物王国』『サバンナ』『大自然』といったイメージは大きく遅れている。 ぜひ世界に出て、世界を肌で感じてほしい。若者にとって未来は自由で無限大だ。挑戦すれば、これまで見えなかったものが見えてくる。 だから挑戦しよう。失敗してもいい。失敗は成功の種であり、くじける必要はない。 信じる者は救われるのではなく、信じ“抜く”者が救われる。未来と自分を信じて進んでほしい。」
このメッセージを「理解した」にとどまらず、心を震わせた生徒が一人でも多くいてほしいと願っています。 若者の胸に灯った小さな火が、やがて大きな挑戦へと育っていくことを期待しています。