
学園ブログ

- ホーム
- 常務理事便り
常務理事便り

2026年01月21日
Vol41 大寒
~雲雀丘学園常務理事 成地 勉~

昨日、1月20日は二十四節気の「大寒」でした。暦に従えば、これからの2週間は一年で一番寒い時期になります。前節の「小寒」で「寒」に入り、この「大寒」で旧暦の一年が終わります。節分は文字通り、季節を分ける日で大寒の最終日、今年は2月3日となるようです。この日を境に季節が変わり、翌日は「立春」となり1年がそこから始まるのです。
「寒」は日本人にとっては意味ある時期です。今でもお正月前に餅をつき、お正月には鏡餅を神棚に供え一年の安泰を祈るように、私が小さい頃、田舎では「寒餅」と言ってこの時期に餅をつき、お供えをしていました。子どもの頃はどうしてこんな時期に餅をつくのだろうかと疑問に思っていましたが、昔は旧暦で新年に当たる「立春」前にお餅をついて、新年を寿ぐ準備をしていたのでしょう。その名残が「寒」の餅つきだったのだと思います。
また、「寒」の時期は「寒稽古」や「寒中水泳」が行われます。極寒の時期に敢えて厳しい環境の中で鍛錬を行うことで「克己」の精神を養うという意味合いがあり、いかにも日本的で運動生理学上は非論理的な行事に思われるかもしれませんが、意外と肉体の鍛錬にとっては理に適った側面があります。なぜなら、「寒」の時期は寒いがゆえに中々汗をかきません。従って、激しい運動を行っても消耗が少なく、回復が想像以上に早くなります。マラソンなども寒い時期に行われるのはこのためです。このように「寒稽古」では長時間の激しい稽古が可能となり、これにより精神的、体力的、肉体的な強靭さが培われます。
今日はこの「大寒」の時期らしい寒波がやってきました。朝の雲雀丘は零下でした。この厳しい寒さの中、小学校4年生は鉢伏山のスキー学校へ出発しました。「寒稽古」ではありませんが、山の寒さはひとしおでしょう。しかし、雪は多く、状態は良いようです。
寒さに負けず、スキーを楽しみ、友達との思い出をたくさん作り、大いに雪と戯れてきてほしいと思います。初スキーの児童も多く、中々うまくいかないこともあると思いますが、それも貴重な体験です。3日間で少しでも滑ることができれば大躍進です。子どもたちの自慢話を楽しみにしています。
下記のサイトで山のライブを見ることができます。保護者の方は一度ご覧になってください。
ハチ高原ライブカメラ【標高900m付近】 - YouTube
